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MITSUBISHI アウトランダーPHEV DSP取付け

こんにちは。

本日は、MITSUBISHI アウトランダーPHEV へのDSPの取付けの様子をご紹介したいと思います。
オーナー様からBOSEプレミアムサウンドの音があまり良くないので、どうにかしたいとご相談をいただきました。
DSPについても興味があるという事でしたので、DSPについての説明とご提案をさせていただき、今回はアンプ内蔵DSPの取付けをご依頼いただきました。
オーナー様、この度はご依頼いただき有難うございます🙇

それでは紹介していきましょう。
今回、取付けをするDSPは MATCH UP10DSP と、コントローラーはCONDUCTOR になります。


MATCH UP10DSP はアンプ内蔵タイプのDSPで、アンプの出力が10chのものになります。
今回はスピーカーの交換などはせずに、全ての純正のスピーカーを UP10DSP につないで鳴らしていきます。
それと、追加で audison のBluetoothレシーバー B-CON の取付けも一緒にご依頼をいただいております。

取付け作業に入る前に、まずは助手席シート下にアンプがあるのでBOSEシステムの解析からやっていきます。

スピーカーの構成としてはツイーター、ミッドレンジ、フロントドアウーファー、リヤスピーカー、サヴウーファーという構成で、ツイーターだけはフロントのドアウーファーから分岐をしているようです。
今回は、全てのスピーカーをマルチ接続をしてDSPでコントロールするので、ツイーターだけはスピーカーケーブルを新たに通してその他は純正のケーブルへ接続をします。
DSPへの入力の信号は、通常はアンプからの出力をDSPへ入力させて使うのですが、アウトランダーの場合はディスプレイオーディオからの出力がそのまま使えそうです。
なので今回は、ディスプレイオーディオからの信号を使ってDSPへ入力させます。

それでは、取付けをしていきましょう。
まずは電源をラゲッジスペースのバッテリーから取り出してきます。

DSP本体の取り付け場所は助手席側のフロアマット下へ取付けになるので、パワーケーブルをそこまでワイヤリンングしておきます。

お次はスピーカーケーブルのワイヤリングです。
DSPから各スピーカーの純正配線までと、ツイーター用の新たに引き直しをしたものをDSPへ接続をします。

全てのケーブルを接続して、DSP本体はフロアマット下の発泡スチロールの部分をくり抜いて取付けをします。

通常であればシート下などへ取付けとなるのですが、こちらのお車は運転席、助手席共にパワーシートになっていてシート下の取付けスペースが取れませんでしたので、こちらへの取付けとなりました。

audison B-CON はセンターコンソール下へ取付けをして、デジタルケーブルでDSPへ入力させます。

CONDUCTORは、操作性とオーナー様のご要望も確認しながらこちらへ取付けをしています。

CONDUCTORの取付けは何処かのパネルに穴を開けて取付けをする仕様になっています。
アウトランダーは取付け出来そうなところがあまり無く、パネルへの加工もせずに取付けをしたいという事でしたので、今回は専用のステーを作製しての取付けとなりました。

今回初めて CONDUCTOR を取付けしましたが、ディレクターと比べると直感的な操作が可能なので運転中でも操作がしやすいかと良いと思います。
価格的にもディレクターと比べて手頃なのも良きですね👍

これにて、全ての取付け作業は終了です。

最後にパソコンをつないで専用のソフトを使い全体の音を整えたら完成です。

今回はスピーカーを純正のままでの取付けでしたが、ステレオ感、定位感、パワー感が増して純正スピーカーとは思えないサウンドに仕上がったと思います。
純正のサヴウーファーがもう少し良い仕事しくれると良いところではあるのですが😓
BOSEやJBLなどのサウドシステムのお車でもスピーカーは純正のままで、まずはDSPの取付けというのも大いにありだと思います。

といった感じで、MITSUBISHI アウトランダーPHEV へのアンプ内蔵DSPの取付けの様子をご紹介いたしました。

本日はこの辺で。
では✋