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日々の出来事

TOYOTA RAV4 DSP、スピーカー取付け

こんにちは。

本日は、TOYOTA RAV4 へのDSPとスピーカーの取付けの様子をご紹介したいと思います。

オーナー様から、車をRAV4に乗り換えるのでオーディオの載せ替えと、新たにDSPを追加して取付けをしたいとご相談をいただきました。
その後、何度か打ち合わせをさせていただき、最終的にスピーカーの取付け、フロントドアへのデットニング、ツイーターのピラーへの埋め込み加工、Bluetoothレシーバーの取付けなども一緒にご依頼をいただきました。
オーナー様、この度はご依頼いただき有難うございます🙇

それでは、紹介していきましょう。
まずは、今回新たに取付けをするユニット達になります。

それと、前のお車から外したパワーアンプとサヴウーファーも一緒に取付けをしていきます。

まずは、フロントドア廻りの作業から。
作業前の状態がこちらです。

内張りと純正スピーカーを取外して、まずはスピーカーケーブルをワイヤリングしていきます。

今回、スピーカーケーブルは M&M DESIGN SNーMS1800Ⅱ を選んでいただきましたので
こちらを使ってドア内へ通していきます。

続いては、デットニングの施工をしていきます。
まずは、サービスホールのカバーなどを外して脱脂をしていきます。
新車で納車されて直ぐに御入庫いただいているので、目立った汚れはありませんが念のため、きれいに脱脂しておきます。

綺麗になったところへ、制振材を貼り付けていきます。

ドアの響き具合などを確認しながら、アウター側、インナー側のパネルへ貼り付けていきます。
そして、スピーカー裏にはいつもの吸音、拡散効果のあるレアルシルト ディフュージョンを貼り付けて
スピーカー裏の環境を整えます。

これでデットニングの施工は終了です。

お次はスピーカーを取付けていきます。
今回はオーナー様からお持ち込みいただいた、Rockford Fosgate T2652-S をアルミ合金製のインナーバッフルを使い取付けていきます。

最後に音漏れ防止のスポンジも貼り付けます。

あとは、内張りを戻してフロントドアへの作業は終了になります。

お次は、ツイーターをピラーへの埋め込み加工をしていきます。
まずはツイーター用のリングを作製します。

そして、そのリングをピラーへ固定をしていきます。
向きや角度、高さ、位置を綿密に確認しながら、まずは仮固定をしていきます。

仮固定が出来たら本格的に固定をしていきます。
そして、仕上がりの形も想像しながら、大まかな形を作っていきます。

大まかに形が出来たらパテで成形していきます。

パテを盛っては削り、盛っては削りを繰り返して仕上げていきます。
途中で現車につけた時のバランスも見ながら、細かいところを仕上げていきます。

形が仕上がったら生地を貼っていきます。

貼り終えたら、埋め込み加工は完成です。
ツイーターを組み込んで車体に取り付けたら、このような仕上がりになっております👍

お次はDSPとパワーアンプを取付けていきます。
まずは、ラゲッジルームにあるバッテリーから電源を取り出してきます。

パワーケーブルを使い助手席シート下までワイヤリングしていきます。
そして、パワーケーブルの途中には安全に使っていただく為のフューズも取付けをしてあります。

お次は、DSPに入力させる純正ディスプレイオーディの音楽信号をディスプレイオーディオ裏から取り出してきます。

お次は、DSP本体とパワーアンプを助手席シート下へ取付けていきます。
シート下のフロアがフラットではないので、取付け用のボードを作製して取付けしていきます。

作製をしたボードに取付けするのですが、DSPやパワーアンプなどを置くにはスペース的にあまり余裕がなくギリギリのサイズなので
配線の取り回しや、どこにも干渉しないか、などを考えながら配置を決めていきます。

DSPなどの配置が決まったらそれに合わせて、ここまでワイヤリングしてきたパワーケーブルやスピーカーケーブルなどをワイヤリングしていきます。

ケーブル類を全て接続をして、DSPやパワーアンプを取り付けていきます。

今回のシステムとしては、入力ソースは純正ディスプレイオーディオのアナログ入力とaudison B-CON でのデジタル入力の2系統で、DSPは HELIX DSP.3S でコントロールをします。
スピーカーはフロント2way+サヴをJL AUDIOの5チャンネル出力のアンプで駆動をさせます。
純正の機能や操作性を活かしながら、より高音質で音楽を楽しみたい時はB-CONを使用したBluetooth接続に切り替えて、手軽に高音質な音楽を楽しめるシステムとなっています。

それと、助手席リヤシートの足元側からDSPが少し見えていたので、もしも足が当たっても大丈夫なようにカバーを作製してあります。


そして、DSPのコントローラー CONDUCTOR はこちらの位置に土台を作製して取付けています。

お次にサヴウーファーは以前のお車でお使いのものをそのまま、ラゲッジルームに設置しています。

これにて、取付け作業は全て終了です👍

最後に音質調整をしていきます。
アンプのゲインはオシロスコープで確認しながら調整をし、クロスオーバーやタイムアライメントなどはDSPにて調整をしていきます。

あらかた調整が出来たら、最終的な音質調整はRTA測定器も使い波形を確認しながら、DSPにて全体の音を整えて完成です👍

といった感じで TOYOTA RAV4 へのオーディオの取付けの様子をご紹介いたしました。

本日はこの辺で。
では✋