DIARY

日々の出来事

TOYOTA ランドクルーザープラド

こんにちは。

本日は、ランドクルーザープラドへの取付け作業の様子をご紹介したいと思います。

こちらのオーナー様はHELIX P-SIX DSPを軸にオーディオを組まれて楽しまれていらっしゃる方なのですが、今回はアンプとサヴウーファーを譲り受けたのでそれを追加してシステムアップをしたいとのご相談を受けました。
しかし、そのアンプを追加するにはDSPの交換が必要になるためDSPの交換をご提案し、アンプの置き場所やサヴウーファーの取付け場所などを細かく打ち合わせさせていただき御入庫いただきました。
それと今回はシステムアップと一緒にフロアへの車内静音施工もご依頼をいただきました。
オーナー様、この度はご依頼いただきありがとうございます🙇

それでは作業に取り掛かっていきましょう。
まずは、今回取付けするユニット達がこちら。
当店で取り寄せし準備した HELIX DSP ULTRA と M&MDESIGNのスピーカーケーブル、RCAケーブル、USBケーブル達と、
こちらは、オーナー様からご用意いただいたアンプとウーファーになります。
これらの取付けと車内静音施工をしていきたいと思います。

まずはフロアへの車内静音施工から作業していきます。
フロアへの施工なので、まずは現在シート下に取り付けられているHELIX P-SIX DSPから外していきます。
こちらは他店で取付けされたものでしたので、配線の接続状況などを確認しながら取り外しします。
外し終わったら本格的にシートやらフロアカーペット、内張りなどを外してフロアパネルが見える状態にしていきます。
次は制振材を貼っていくのですがその前に、ゴミや埃などをきれいに掃除して最後にシリコンオフで脱脂などの下処理をしてから貼っていきます。
今回は制振+遮音でご依頼いただいたので、制振材の上に遮音材を貼っていきます。
制振材+遮音材を全面に貼り付けたら車内静音施工は完成です。
あとはフロアーカーペットやシートなどを戻していくのですが、その前にパワーケーブルなどのワイヤリングをやっていきます。
まずはパワーケーブルから。
パワーケーブルはP-SIX DSPが取付けされていたので8Gのケーブルがすでにワイヤリングされてあります。
しかし、アンプを3台追加するとなると8Gでは役不足なので4Gのケーブルに引き直します。
ヒューズホルダーは再利用してワイヤリングしていきます。
室内への入線部分には雨などが侵入しないように入念に処置をして室内へ通してあります。
今回は、アンプなどを後ろのラゲッジルームへ設置取付けするので後ろまでワイヤリングしていきます。
一緒にUSBケーブルやRCAケーブルもワイヤリングしていきます。
後ろまで通せたらフロアカーペットを戻して、続いてはスピーカーケーブルのワイヤリングをしていきます。
スピーカーケーブルも引き直してあるのですが、長さが足りないため今回は継ぎ足しはせず新たに引き直していきます。
すでにフロント3WAYのスピーカーが組まれていましたのでツーター用、スコーカー用、ミッドバス用を片側3本ずつやっていきます。
まずはツイーター用とスコーカー用を
ミッドバス用はドア配線のブーツの中を通してあるので、以前のものは引き抜いて新たに引き直します。
片側3本、左右で計6本をラゲッジルームまでワイヤリングします。
とりあえず必要なケーブル類はラゲッジルームの方まで持って来れたので、ここでワイヤリングの作業は一旦終了です。
残りはアンプの取り付け位置などを決めてから仕上げていきます。

次はアンプラックとウーファーBOXの作製に取り掛かります。
アンプとサヴウーファーはラゲッジルームへの設置取付けなのですが、
今回はオーナー様のご要望でラゲッジルームは大きな荷物を積んだりする事もあるという事なので、アンプラックはフラットな形で作製します。
そして、ウーファーBOXはラゲッジルームの運転席側サイドにボックスを作製して取付けしていきます。
まずはアンプラックの作製に必要なMDFを切り出し、組み上げていきます。
アンプラックの形が決まったら、それに合わせたウーファーBOXを作製していきます。
今回のウーファーBOXは中の容量は確保しつつ大きさは出来るだけ小さく作りたかったので、内張りをFRPで型取りしたものをベースにして作製します。
まずは内張りをFRPで型取りしていきます。
次にウーファーの取付け面を作製してFRPで作ったベースと合体させていきます。
ウーファーBOXは強度や気密度が重要になってくるので、内部に補強を入れ強度をあげたり、合わせ面のところにはシーリングを施したりしながら作製していきます。
そのほか、BOX自体の形やアンプラックとの隙間などを細かく調整しながらボックスを仕上げていきます。
ウーファーBOXが仕上がったらアンプラックの細かいところの作り込みをして、リヤ周りの作り物は終了です。
次は作業が残っていたワイヤリングの続きをやっていきます。
今回のシステムは3WAY+SWですのでケーブルは結構な物量ですが、DSPやアンプの端子位置などを確認しつつ取り回しなども考えなが一本一本丁寧にワイヤリングしていきます。
全てのケーブルを接続し終えたらワイヤリングの作業は完了です。
次はアンプラックとウーファーBOXにカーペット生地やレザー生地などを貼って化粧を施します。
完成したリヤ周りの仕上がりはこんな感じになっています。
普段は見せるように仕上げてあるのですが、荷物を積んだりする場合は蓋をするとフラットになるので大きな荷物でも積めるようになっています。
あと、手前にはオーナー様のご要望でちょっとした収納スペースも作ってあります。
こちらも蓋をするとフラットになります。
ウーファーBOXはこのような仕上がりに。
グリルも作製してあるのでウーファーに傷がつくのをカバー出来ます。
これで取付けと作製作業は全て終了です。
最後にアンプのゲイン調整やHELIX DSP ULTRAにパソコンを繋いで調整をし、全体の音を整えて完成です。
パワーアンプとサヴウーファーの追加、それに伴いDSPをDSP ULTRAへグレードアップした事によりサウンドクオリティーがアップし、車内の静音性もアップしたお車が完成いたしました。
ちなみに、こちらのオーナー様はウォークマンをメインソースとして音楽を聞かれていらっしゃいます。
以前もP-SIX DSPとウォークマンを直接USBケーブルで繋いで再生されていましたが、今回のシステム変更に伴いUSBケーブルも変更されております。
今回は高音質で定評のあるM&MDESIGNのUSBケーブルを選んでいただいています。
これにより再生側でも高音質のままDSP ULTRAへ入力するが出来るので、サウンドクオリティーのアップに一役買っています👍

今回は少し長文になりましたが、ランドクルーザープラドにDSP、パワーアンプ、サヴウーハー、の取付けとフロアへの車内静音施工の様子を紹介いたしました。

本日は、この辺で。
では✋