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日々の出来事

HONDA VEZEL DSP取付け

こんにちは。

本日は HONDA VEZEL にアンプ内蔵DSPを取付けした様子をご紹介したいと思います。

こちらのお車はフロントスピーカーはすでに他店で交換をされているのですが、納得いく音にならず定位感もあまり感じられないため、どうにかしたいとオーナー様からご相談をお受けしました。
DSPについても興味を持たれていると言うことでしたので、さまざまご提案させていただきました。
その中から μ-DIMENSION DSP-680AMPV2を選んでいただき取付けさせていただきます。
それとフロントドアのデットニング施工も一緒にご依頼をいただきました。
オーナー様、この度はご依頼いただきありがとうございます🙇

それでは紹介していきたいと思います。
まずはDSPの電源をバッテリーから取り出していきたいと思います。
エンジンルームのバッテリーからパワーケーブルを室内まで通して、フューズなども取付けをして電源を取り出します。

お次はスピーカーケーブルのワイヤリングとデットニング施工をしていきます。
作業前のフロントドアの状態がこちら。

そして、内張りを外すとこんな感じになっています。

スピーカーは carrozzeria のCシリーズのスピーカーが取付けされておりました。
まずはスピーカーケーブルのワイヤリングをしていきす。

この車はドアハーネスがゴムのブーツのみだったので、スムーズに通すことが出来ました👍
お次はデットニングを施工していきます。
今回は、ドアパネルと内張りへの施工をご依頼いただいています。
まずはドアパネルから、制振材を張れるように下準備をしていきます。
純正のビニールを剥いでブチルも取り除いていきます。
ホンダ車のブチルはすごく柔らかいので、ビニールと一緒にヘラを使いこそぎながら取っていきます。

それでも残るブチルはガムテープと最後にはシリコンオフできれいに取り除きます。
そして、ドアパネル全体も汚れを取り脱脂をします。
ここをしっかりやらないと後々、制振材が剥がれたりしてしまうので念入りに作業をしていきます。

きれいになったところへ制振材を貼り付けていきます。
まずはアウターパネルへ。

スピーカー裏には拡散・吸音効果のあるレアルシルト ディフュージョンも貼り付けます。

そして、インナーパネルへも貼り付けていきます。

これでドアパネルへの施工は終了です。
お次は内張りへ施工していきます。
純正の状態がこちらです。

純正状態で、すでに吸音材が付いておりました。
まずは、この吸音材は外してしまってシリコンオフで汚れを落とし脱脂をしていきます。

きれいになったところへ制振材を貼り付けていきます。

そして、その上から新たに吸音材を全面に貼り付けていきます。

これで内張りへの施工は終了です。
あとは内張りをドアに戻したらドア廻りの作業は完了です。

ドアへのデットニング施工はドアパネルのみの施工でも、中高音の明瞭化や中低音の締まり感が出るといった効果が十分に得られます。
なのですが、さらにドア内張りへも施工をすることで室内に回り込んでくる音をより少なくすることができ、よりスピーカー本来の音色を発揮できるようになります。
それと、ドアからのビビリ音も低減させることが出来ます。
デットニングをされる際は内張りへの施工も一緒にされるのがおすすめです👍

お次はツイーター用のスピーカーケーブルをワイヤリングしていきます。

そして、純正ディスプレイオーディオから音楽信号を取り出すケーブルもワイヤリングします。
音楽信号はディスプレイオーディオ本体ユニット裏から取り出して、DSPへ入力させます。
純正状態に戻せるようにギボシを使い接続しています。

そして、DSP-680AMPV2 本体は助手席シート下へ設置。
ここまでワイヤリングしてきたケーブルたちをDSPへ接続していきます。

コントローラーは簡単なステーを作って、操作しやすいこちらへ取り付けました。

これで、取付け作業は全て終了です。

最後にパソコンを使い全体のお音を整えて完成です。

今まではスピーカー付属のパッシブネットワークを使い鳴らされていましたが、DSP-680AMPV2 を導入したことでパッシブネットワークを使わずマルチ接続に変更しています。
それにより、DSPで全てのスピーカーをコントロールすることで、きっちりとしたステレオ感と前方定位がしっかり出せた良い音に仕上がったと思います👍
しかし、純正ディスプレイオーディオの音がデフォルトでイコライザーがかかっており、クセのある音になっておりました。
出来るだけクセが出ないようには調整をしたので、だいぶ聴きやすくなったかと思います。
しかしながら、DSP付属のBluetoothで鳴らした方が抜群に高音質にはなっております。
やはり、純粋に音楽を高音質で楽しむにはBluetooth入力やウォークマンなどのDAPをデジタル入力して鳴らすのがおすすめですね。

と、いった感じで HONDA VEZEL にDSPの取付けとフロントドアのデットニング施工の様子をご紹介しました。

本日はこの辺で。
では✋